小児口腔育成
小児口腔育成
当院の口腔育成治療は、原因にアプローチをすることによって、正しい顎顔面の発育を促して呼吸や健康を改善していきます。従来の矯正とは全く違った新しい予防的矯正治療です。
当院では早期に原因を追求し、異常が発現した段階で改善させるように、お子様の成長期に顎・顔面に適切な刺激をあたえ、正常に成長できるように促します。
それが歯列不正の改善にもつながると考えています。
実際に成人になってから、顎関節や虫歯や歯周病ではない痛みの原因が発生する方も顎が十分に成長してない方が多くいらっしゃいます。
お子様のこんなところが気になっていませんか?
- 過蓋咬合
- 反対咬
- 開咬
- 歯列不正
- 上唇小帯異常
- 舌小帯異常
- 口が常に開いている
- 口周りの筋肉の緊張
- 下顎後退
- 姿勢が悪い
顎・顔面成長の異常が起きてるとき、上記のような症状が表れます。
思い当たる場合は当院にご相談ください。
当院の推奨する口腔育成とは
お子様のお口の成長を正常に
お子様のお口は正常に成長していますか?
「歯並びが心配です。」「最近の子供は顔が小さいから仕方がない。」「矯正を考えているのですが。」「いつから始めたらいいでしょうか?」と相談されることがよくあります。
では顔が大きければ歯並びはいいのでしょうか?歯並びが悪くなるのには原因があります。
当院では歯並びが悪いことは一つの現象として考えています。
顎には顎特有の成長の仕方があります
顎には顎特有の成長の仕方があります。その時々に成長のために必要な刺激が必要で、刺激が足りなければ、顎が成長しきれません。
新生児の顎は母乳を飲むのための形をしていますが、生後6ヶ月位から前歯がはえてきます。この時期から前歯で何でも噛んで引きちぎる動作をしてほしいのです。
前歯を多く使わないと、上下の顎の骨の厚みと下顎枝の長さが成長しません。子供は上顎骨(上のアゴ)の成長のピークは6・7歳で早く成長が終わってしまいます。
基礎の骨が成長しないと、その後ろにある気道に十分な発育するスペースがなく、呼吸は常に苦しい状態になり、呼吸器系の成長不足も引き起こし、楽な体勢をとろうとして姿勢も悪くなります。
そのため、脳へ適切な酸素を送れずに、脳の発達もうまくできなくなります。それと同時に口腔容積も成長できず、小さいので歯列不正がおこります。
この時期が口呼吸になるか鼻呼吸になるかの分岐点にもなります。このころ悪習癖があると成長を妨げ、正常な顎顔面の発育が臨めません。
顎の成長を利用した矯正をするには、10歳までに終えておかないといけないという事になります。
なぜ上手に成長できないのでしょうか?
隙間のない歯並びや顎の発育不足の主な原因は、口呼吸・待ちかった舌の位置や動き・間違った飲み込み方・指しゃぶりなど口腔周囲の悪い癖によるものです。
これらの癖は、顎の発達を大きく左右するため、改善することで、本来の正常な発達を遂げることができ、大人になってから健康的なライフスタイルが実現されます。
顎・顔面が正常に成長していないと成人してから色々な問題が起こります。
主な症状
1~5までに1つでも当てはまれば精密検査を受けてください。
6~28は4つ以上で要注意です。当てはまる人は、当院までご相談ください。
- 歯並びが悪い
- 受け口
- 下の前歯が、上の前歯で見えない
- 下の顎が小さい
- 口呼吸
- いびき
- いつも口を開けている
- 眠りが浅い
- 寝ている時汗をかく
- 目がうつろ
- 食事の時、水を飲まないと食べれない
- 食事の時、飲み込むのが苦手
- 給食を食べるのが遅い
- すぐに、えづく
- 引きこもり
- 攻撃的
- 不活性
- うつ状態
- 何事にも不安がある
- 非社交的
- 多動性
- 集中力が無い
- 物覚えが悪い
- 上気道感染を繰り返す
- 鼻がよく詰まる
- 風邪をひくと長引く
- 扁桃腺がいつも腫れている
- 朝、目覚めが悪い
当院の口腔育成治療は、原因にアプローチをすることによって、正しい顎顔面の発育を促して呼吸や健康を改善していきます。
従来の矯正とは全く違った新しい予防的矯正治療です。
成長期にしかできないことをお子様のためにしてあげませんか?
早い段階でアプローチすると早く改善し、後戻りも少ないです!
口腔育成は乳歯から永久歯の間にしかできません。
発育に問題のある部分を正常に戻しながら、バランスの取れた顔貌と正常な歯並びに導く、骨格から改善できる唯一のチャンスです。
歯並び(顎の成長)が悪くなってしまった原因を改善させていきます。
顎を成長させ、歯が並ぶスペースがあれば、矯正が必要になったとき、非抜歯で矯正できる可能性が高くなります。
口腔育成を成功させる3つのポイント
-
マイオブレス 習癖の改善
口腔筋の訓練をし、萌出する歯を誘導するように設計されています。
- 正しい位置に舌を置きます。
- 歯列と顎の位置を合わせます。
- 口から呼吸するのを防ぎます。
- 歯並びと顔貌の発達を改善します。
-
MFT(口腔周囲筋へのアプローチ) 機能獲得
舌・唇・頬などのお口周りの筋肉を強化し、正しく機能させることを目的とする療法です。
近赤外線で口腔周囲筋を緩め、タオルの引きちぎり運動で筋肉を強化します。 -
顎の成長促進させる装置
構造を先に変化させることにより機能を獲得させます。
咬む面に高さをつけて、顎の成長を促進させます。
症例
症例1
子供の歯の時にきれいな歯並びだと大人の歯が生えてくるスペース不足が起こりやすいです。
子供の歯の時は隙間のある歯並びが正常です。
症例2
噛んだ時に下の前歯がみえません。過蓋咬合といって、下顎の成長不足です
幅と高さを成長させる必要があります。
子供の歯の時は下の歯と前の歯が同じところで噛んでるのが正常です(切端咬合)。